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食物経口負荷試験
当院の食物経口負荷試験
最近、食物アレルギーを含めたアレルギー疾患でお困りのお子さまが増えています。特に食物アレルギーと診断されたお子さまがいらっしゃるご家庭では、毎日の食事にも細心の注意が必要で、園や学校での給食対応、誤食(気づかずに摂取してしまうこと)時の対応など、ご不安な点がたくさんあると思います。
当院では、「食物アレルギー診療ガイドライン2016」で勧められている耐性獲得(「食べられるようになる」ということ)までの期間の食事指導、食事指導のポイントである「必要最小限の除去」を続けていただくために、食物経口負荷試験を行っています。
血液検査や皮膚テストで感作は証明できますが、いつから、どのくらいの量、どのような形態であれば摂取できるかは、食物経口負荷試験を実施しなければ判断できません。これまでの摂取状況、血液検査結果の推移などから当日の負荷食品とその量を決定しているため、かかりつけのお子さまで予約制、月・火・木・金曜の午前(各日1~2名)に実施しています。(当日のスケジュールや負荷試験を行っているお部屋は下記をご参照ください。)
食物経口負荷試験の希望も含めアレルギー疾患でお困りのお子さまがいらっしゃれば、ぜひ一度ご相談ください。(できればこれまでの症状(何をどれくらい摂取してどんな症状がでたか?)、血液検査結果の記録などをご準備ください。)
初めての診察の時にはゆっくり説明する時間を確保できないことも多いので、アレルギー疾患の診察・説明に関しては、乳児健診・予防接種の時間帯(月・火・木・金曜の14~15時)で予約を受けつけています。ご希望の方は、ご連絡ください。
当院での食物経口負荷試験の方法
- 問診・診察で負荷試験が可能な健康状態か確認します。
- 問題なければ、負荷試験を開始します。(9時頃より)
- 検査中は安静にしていただき、症状に応じて治療します。
- 最終摂取から2時間程度院内で経過をみます。